太陽の恵みといのちをつなぐ 株式会社 光ファーム
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用語解説

農業では、一般的にはあまり馴染みのない言葉を使うこともあります。
ここでは、農業専門用語をご説明します。

水稲編

圃場 ほじょう

作物を育てるための田畑のことです。

耕起 こうき

土を掘り返したり反転させたりして耕すことです。 秋の稲刈りの後に荒く耕起し、春にもう1~2回耕起します。 耕起の目的は、①土を細かく砕く、②前作物の残渣を腐熟させる、③土の乾燥を促 すなどです。目的によって、機械を使い分けて作業します。

均平作業 きんへいさぎょう

耕起後の水田の傾斜や凸凹を平らにする作業です。レーザーレベラーという機 械を行いることで、高い精度で水平にすることができます。土壌の均平がとれてい ないと、水田に水を入れたときに、水深が均一にならず、生育差が生じる原因とな るため大切な作業です。

畦畔 けいはん

畔、水田と水田の境に土を盛って、水が外に漏れないようにした境界です。

畔付け あぜつけ

畦畔は、モグラやザリガニによって穴が開いてしまうことがあります。水田に水 を入れる前に、畔塗り機で畦畔の穴などの補修を行うことを「畔つけ」といいます。 他にも「あぜぬり」、「くろつけ」とも言います。

代かき しろかき

田植えの数日前に水田に水をためて、機械で土を撹拌することです。通常、2 回行 い、1 回目は土と水をなじませ、大きな土塊を砕くことを目的に行います。2 回目は、 表面をさらに細かく砕き、残渣を埋め込み、平らにすることで、田植えをしやすく することを目的に行います。代かきを丁寧にすることで水田の水持ちが良くなりま す。

温湯消毒 おんとうしょうどく

農薬を使わずに温湯を用いて種子を消毒する農法です。水稲の種子は 60℃の湯 に 10 分浸すことで、種子伝染性の病害虫を防除しています。安全でおいしい減農薬 栽培をめざす農場で多く採用されています。

播種 はしゅ

種まきのことです。水稲は育苗箱に種をまき、ビニールハウスで 2~3 週間育苗した 後に、苗を水田に移植(田植え)します。

溝切 みぞきり

水田の水管理は大きく 3 つに分かれます。最初は、水稲の生育初期で、このときは 水田の水は浅く張ったままです。生育量が確保できたら水を抜き、土壌を乾かす「中 干し」を行います。「中干し」によって土中に酸素が供給され、根の張りが良くなる 効果が期待できます。最後は、入水と自然落水を繰り返す水管理を行います。 こうした水田の細やかな水管理を効率的に行うため、水田の際や表面に、浅い溝を 掘る作業が「溝切」です。

収穫 しゅうかく

コンバインで稲刈りをすることです。収穫した米は、乾燥機で乾燥させ、その後、 篩分けの調製を行います

麦・そば編

播種 はしゅ

麦やそばは、圃場に機械で直接種をまきます。

麦踏み むぎふみ

麦が発芽した後、冬の間に 1~3 回ほど、ローラーなどの機械で麦を踏みつけるこ とです。麦踏みは、耐寒性が高まる、不必要な生育を抑制する、根の張りをよくす るなどの効果が期待できます。